床面ワックスの剥離
大阪・和歌山でハウスクリーニングや店舗、事務所(オフィス)のメンテナンス、新型コロナ対策で光触媒コーティング、リノベーション(リフォーム)まで提案し提供してます。
床面のワックスを剥離しました。
定期的にメンテナンス(床洗浄)を施し、ワックスを塗り重ねて行きますが、どうしても汚れをすべて落とす事にはならないので、堆積した汚れがワックスに閉じ込められていきます。
たまにお客様の中に、ワックスで汚れが取れる。と思っておらっしゃる方がおられます。
んー。取れるというか、パっと見、汚れがなくなるかもしれませんが、汚れを伸ばしてるだけです。汚れはワックスラグ(モップ)に付着するだけなんで、取れたことにはなってません。
まず剥離剤、ポリッシャーまたは狭い場合は剥離用ハンドパッドを用意します。
フローリングでは中性増粘剥離剤がありますのでそちらを使用してください。
化学床(Ꮲタイル、CFと呼ばれるクッションフロア、フロアタイル)などにはアルカリ性剥離剤を使用します。
40度くらいのお湯で汚れやワックスの堆積に応じて、剥離剤容器記載の倍数で稀釈をします。
軽くお掃除した後、剥離用パッドで空回しをします。理由はワックスにキズを入れ、浸透を良くします。
↑あまりワックスを塗ってない場合はしなくてもいいと思います。
ようやく稀釈した剥離剤を塗布します。塗るとワックスがすぐに溶解し滑り大変危険ですので、足元に注意して塗ってください。
※第三者の通行は絶対にできないようにしましょう。事故の原因になります。
ポイントは塗布後すぐに擦らないことです。数分待つとかなり浸透し溶解しますので、めくれます。また乾燥させないようにしましょう。ワックスとの粘土が、高くなり残ります。
全体を擦ります。隅々までムラなくこすりましょう。汚水を、回収します。ムラがあれば塗布し剥がしてを繰り返します。
全体的にワックスがなくなれば、リンスをします。バケツ(ポリッシャー)酸性の洗剤を入れます。クエン酸程度の酸度で大丈夫です。塗布し、(ポリッシャーならサッと回し)回収します。乾燥させワックスを塗ります。
バキュームで回収する場合は、消泡剤(液体シリコン)を使用すると泡立ちを抑えることができるので、泡でバキュームのフロートがあがりスイッチオフになることを抑えることができます。(裏技?です)
ワックスは2層ないし3層塗ります。
ホモジニアスタイル(Pタイルの種類が二種類あります)はプライマー(下地)が必要になります。
以上のように定期的に、ワックスを剥離してメンテナンスをすることでフロアを維持していくことが可能です。