業務用レンジフードの清掃方法
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今日は、抗菌から離れまして、レンジフードの清掃の方法をご紹介します。
飲食店の方は必ず悩まされるのが、レンジフードの清掃だと思います。
はっきり言いますが、毎日拭けば私ども必要ありません。
しかしながら高いところにある、下にはレンジやフライヤーといった調理器具があるので、中々できませんね。換気扇がある場合は外しましょう。グリスフィルターの場合はフィルターとグリス受けを取り外して、つけ置き洗いをしましょう。
用意するもの。
踏み台(脚立)油汚れ用洗剤(ケミクールなど)、マスカー、ハサミ、雑巾数枚、噴霧器、マスク、ゴーグル、ゴム手袋、ホース、シュポシュポ、バケツ
まずは養生をします。養生にはマスカーと呼ばれるものを使用しましょう。ホームセンターで売ってます。だいたい塗装コーナーの近くにあると思います。コンパクトなので保管にも便利です。ハサミを用意してください。
フード下にある調理器具すべてを覆います。軽めの動かせる器具なら動かしましょう。フライヤーの場合は必ず油を落とし、フタをします。蓋がない場合はマスカー後にダンボールなどで蓋をします。ガスレンジなどはマスカー後ダンボールなどを敷きします。
次に、脚立などに登ってフード外側をお湯(42度くらい)で希釈した洗剤でピカピカにします。
きちんと水拭きをしてください。そして、乾拭きも必ず行ってください。この時に油分が残っていると次の工程が、行えません。
つぎに再度の登場のマスカー。(マスカーはシート部分が長いのをご使用ください。)
マスカーでフードすべて覆います。そして、伸ばします。この時、床が土間の場合はそのままにします。土間ではない場合は、大きなバケツにビニール部分をすべて入れます。調理器具がある場合は難しいですが、上手にかわして床まで下ろすことができると、のちの作業は楽になります。
そして、ハサミの刃でマスカーのビニール部分に数カ所、切れ目を入れます。
次に、市販の噴霧器にお湯で油汚れ用洗剤を希釈したものを入れます。
そして、マスカーの切れ目から噴霧器でまんべんなく汚れにかけます。
茶色の汚水がボタボタ落ちてきます。じゃんじゃんかけましょう。
その後、噴霧器の中身を水に変えます。そしてまた切れ目から水をかけます。
その後、しばらく水が切れるのを待ち、養生を外し拭きあげます。天井、四方、もしくは三方。
フードには折り返しの油受けがありますが、そこに溜まった汚水はシュポシュポである程度取り除き、ドレンがある場合はキャップを回して汚水を抜きます。(飛び散るのでバケツなどで受けたほうがいいです。)
折り返りの油受けは雑巾で汚水を回収。この時汚れはほとんど取れますが、油でコテコテの場合は再度洗剤をかけてブラシでゴシゴシするのみです。
最後はもう一度キレイな雑巾で水拭き、乾拭きをします。キレイに見せるコツはヘアラインなら必ず方向を決めて端から端まで拭くことです。
養生を貼っていた外側のも同じく水拭き乾拭きをし、油受けの下側もしっかり拭きましょう。
ピカピカになります。しかし、炎が上がるようなレンジで、ガビガビで油がコゲて真っ黒になったレンジフードは取替えましょう。
ここまですると、ほぼ業社ですが、毎日拭くことで、回避出来ると思います。