ピータイルって何??#アイディールの家作り~床材は何にしますか?~
大阪・和歌山でハウスクリーニングや店舗、事務所(オフィス)のメンテナンス、新型コロナ対策で抗菌光触媒コーティング、リノベーション(リフォーム)まで提案し提供しているアイディールです!
さて、昨日は床材全般のことを更新しましたが、今日はそのうちのピータイルについての更新です。
「ピータイル」あまり聞きなじみのない言葉ではないでしょうか?
ピータイルの「ピー」はプラスチックの頭文字
その名の通り、プラスチックで作られたタイルです。
プラスチックで作られたタイルには、「塩ビタイル」と「ピータイル」の二種類があります。
ここから、少し難しい話になりますが、どうか少し我慢してください!!
まず、「塩ビタイル」とは、「ポリ塩化ビニル(これを塩ビと略します)」と呼ばれる素材で作られたものです。
「塩ビ」はたま~に耳にすることがあるかもしれませんね。
小学校の時に使っていたプールバックなんかは塩ビのことが多いですね。
この塩ビタイルの材料である「ポリ塩化ビニル」はプラスチックの一種になります。
???
お分かりですか??
ピータイルも、塩ビタイルも大きく言えば同じプラスチックで出来ているのです。
プラスチックタイルには大きく分けて二種類のタイルがあります!
またまた難しい話になるのですが、プラスチックを素材にしたタイルには、
「コンポジションタイル」と「ホモジニアスタイル」という二種類のタイルがあります。
この二つの違いは、商品に含まれる添加剤(バインダー)の含有率とタイルの層構造です。
さて、また新しい用語が。。。「バインダー」
原材料などの難しい話はさておき、このバインダーの含有率の違いで、タイルのデザインにも違いが出てくるんです!
●コンポジションタイル(バインダー含有率30%以下)
バインダーの含有率が低く、単層構造になるので、欠けやすく複雑なデザインカットが難しい。
価格は比較的安価。
●ホモジニアスタイル(バインダー含有率30%以上)
バインダーが多く、複層構造のため、柔らかく、割れたり欠けたりすることが少ない。
プリントできる面があるので、デザインが非常に豊富。
価格はデザインによりけり。
ピータイルは商品名だった!!!
さて、「コンポジションタイル」やら「ホモジニアスタイル」やら、最初に言っていた「ピータイル」の話はどこに行ったんだ!?と思われますよね。。。
具体的にお話しようとすると、どうしてもこの二種類のタイルまで説明しなくてはいけないのです。。。ご了承ください(;^_^A
ここで突然「ピータイル」の話に戻るのですが、この「ピータイル」はもともと「田島ルーフィング」さんという建材メーカーが販売する「コンポジションタイル」の商品名でした。
話とは関係ありませんが、田島ルーフィングさんのHPはこれから家作りをされる方が見ると、とてもワクワクすると思いますよ!たくさんの商品がのっていてとっても楽しいです!
この、田島ルーフィングさんのコンポジションタイルである「ピータイル」が、建設現場で浸透し、一般名詞化し、現在ではプラスチックタイル全般を「ピータイル」とさえ呼ぶこともあります。
なので、本来、塩ビタイルというのは「塩ビ素材のタイル全般」を意味する単語であり、
ピータイルというのは「塩ビタイルのうちのコンポジションタイル」を意味しているのです。
ただ、実際家作りをする時に、ハウスメーカーさんや大工さんに「ここはコンポジションタイルじゃなくて絶対にホモジニアスタイルでお願いします!」なんて人はいないですよね??
だいたいの方はデザインで決められると思います。
ただ、最近こそタイルを屋内に使用する人も増えては来ましたが、まだ選択肢にすらあがらないこともあります。
私も実家のトイレや洗面所がクッションフロアでしたし、友達や親せきの家もクッションフロアが多かったです。
なので、家を作るときになんとなく「だいたいトイレはクッションフロアなんだろうな~」と思い、安易にクッションフロアを選ぶところでした。
ところが旦那(あ、アイディールのこだわり強めの社長です)が「ピータイルとかいいと思うんやけど、考えないの?」と。
もちろん私の頭は「???」。そもそもピータイルの存在を知りませんでしたし、そんな選択肢が全く頭にありませんでした。
こういうのって、家作りをするうえでかなり重要なポイントだと思います。
今まで家を建てたことがない方にどれだけの選択肢を広げてあげられるか。。
これはきっと後々施主様の満足にも繋がると思っています。
また、話がそれましたが(笑)、ピータイルとは何なのか、なんとなくお分かり頂けましたでしょうか。
今回の記事は、ピータイルや塩ビタイルを理解していただくためではなく、こういう選択肢もあるんだよ!ということを気付いて頂くために更新したつもりです。
。。。がそれぞれのメリットやデメリットがあまり伝えられていないような気がしますので、
またそれは改めて更新しますね!
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