換気扇掃除にはどの洗剤?~汚れの性質から、手肌への負担から選ぶ洗剤のあれこれ~
大阪・和歌山でハウスクリーニングや店舗、事務所(オフィス)のメンテナンス、新型コロナ対策で抗菌光触媒コーティング、リノベーション(リフォーム)まで提案し提供しているアイディールです!
先日はキッチンの換気扇掃除の方法について更新しましたが、よくご質問頂く
「どの洗剤を使えばいいの?」という疑問について更新したいと思います。
換気扇掃除にはアルカリ性洗剤!
洗剤には「酸性」「アルカリ性」「中性」と種類があるのはご存知でしょうか?
基本的に、洗剤を選ぶときには、「汚れと反対の性質のもの」を選ぶとよく落ちます。
酸性の汚れ(油汚れ)→アルカリ性の洗剤
アルカリ性の汚れ(水垢・石鹸カス等)→酸性の洗剤
という感じです。
中性洗剤とは、あらゆる汚れに緩やかに効きます。逆を言えば、汚れを落とす力はいまいちです。
ただ、手肌には比較的優しく、負担が少ないので、食器洗いなどの毎日肌に触れるような洗剤の場合、中性洗剤を選ぶ方もいらっしゃいます。
今回のようなガッツリ油汚れが付くような換気扇掃除では、中性洗剤を使用するより、アルカリ性洗剤を使用する方が効果は確実です。
また、アルカリ性洗剤は使える場所が多いです。
ご家庭に一本は用意しておいても全く損は無いです!!
ただ、アルカリ性洗剤はアルミの腐食を招いたり、フッ素コートを剥がしてしまい、シミになる可能性もありますので、材質などは確認しておいてください。
どの洗剤を使う??
では、実際に自分で洗剤を買って、掃除するという時に、どの洗剤を使いますか?
これは、定番中の定番ですね。
どこにでも販売されているので、例えばスーパーで買い物のついでに買っておけばいつでもお掃除が出来ます。
一番手に取りやすく、掃除もしやすいですね。
ちょっと一年ほど掃除をさぼってしまった。。。見た感じ、なかなかの汚れ具合だ。。。というときは、
このような換気扇掃除用の洗剤を使用すると確実です。
こういう業務用の洗剤も販売されていますし、ホームセンターなんかに行けば手に入るものもあります。
ただ、ご家庭で使用するにしたら、量が多い!!!!(笑)
もちろん確実に汚れは取れるでしょうが、業務用ですので、きつめの洗剤になっています。
市販のものと比べると、手肌も断然に荒れます。
そしてやっぱり量が多いですよね。
これを購入するくらいなら、いっそプロに掃除を頼んだ方がいいでしょう(;^_^A
今、よくテレビなどで紹介されている、重曹もアルカリ性洗剤です。
手肌についても、荒れることが少なく、食品としても使用されるくらい安全な物質です。
100均でも小さな袋で売っているのを見かけます。
粉末で売られていることが多く(もちろんスプレーや液体でも販売されていますが)、
使用用途も様々に使い分けることが出来ます。
換気扇掃除でも、スプレーにして拭きあげたり、換気扇掃除以外にも、キッチンの壁やコンロ回りにも使えて、用途は様々です。
少し頑固な汚れにはつけ置きをしたり、粉末を少しの水で溶いて重曹ペーストにして汚れを浮かせたり。。。臨機応変に使えるのは便利なところでしょうか。
ただ、私たちは重曹よりは洗剤を使います。
その方が時短ですし、手間も少ないですしね(;^_^A
同じような系統で、重曹よりも少しアルカリ濃度が高いのがセスキです。
こちらも最近いろいろな商品がありますが。。。やっぱり私たちは洗剤を使います(笑)