カビ対策は秋のうちに!アルコールを使用して簡単カビ対策を行いましょう!
大阪・和歌山でハウスや店舗、事務所(オフィス)のメンテナンス、新型コロナ対策で抗菌光触媒コーティング、リノベーション(リフォーム)まで提案し提供しているアイディールです!
昨日の更新でも、秋のカビの厄介さについてはご説明させていただきましたが、この季節のカビ対策は本当に大切です!!
ハウスダストとともに体内に入り、アレルギー反応を起こすこともあるカビ。
部屋に入ると、鼻がムズムズする。。。鼻水が出る。。。という方は、カビやハウスダストが原因のアレルギー性鼻炎の可能性もありますよ!
カビにアルコールは効くの!?
コロナウイルスの流行によって、皆様のご家庭にも「消毒用アルコール」が常備されているのではないでしょうか。
カビ対策と言えば「カビハイター」や「カビキラー」などを思い浮かべる方も多いと思います。
お風呂などのカビに対しては、このような漂白剤を使用することがオススメですが、場所によってはオススメ出来ないところもあります。
そういったところに、アルコールを使用することで、カビを駆除したり、予防することが出来ます。
ただ、どのアルコールでも効果があるわけではなく、アルコール濃度が70%~85%くらいまでのものが効果的とのことです。
このような無水エタノールを常備されている方は、水で濃度を薄めてから使用しましょう。
また、常備されている消毒用アルコールも、何%のものかを確認してから使用しましょう。
アルコールを使用するメリット
さて、カビには市販のカビ取りを使った方が早いのでは?と思う方もいらっしゃるかとは思いますが、アルコールを使ってカビを掃除するメリットはどのようなものでしょうか。
①畳や木材など、さまざまな素材に使用しやすい
アルコールの特徴である、「揮発性が高い」というところがメリットになります。
畳など、漂白剤が使用できないところでも、アルコールなら素材を傷めずにカビ取りが出来ますし、水拭きなどに比べ、水分が残りにくいので、カビ予防にもなります。
このような市販のカビ取り剤が使用できないところにも、アルコールを使用してキレイにすることが出来るというところが大きなメリットです。
②有害性が低い
消毒用アルコールは小さい子供からお年寄りまで使用しているものです。
病院などでも使用される、安全性が高いというのがメリットです。
畳や子供部屋など、万が一漂白剤が残ってしまったところに、子供の肌が触れてしまうと、肌に影響を及ぼすことが懸念されます。
人が触れるところは、極力安全なもので掃除したいですね。
アルコールを使用したカビ掃除の仕方
それでは実際に、どのようにカビをキレイにするのかをご紹介します。
①畳
畳は、畳自身が吸湿する性質があるので、非常にカビが発生しやすい性質です。新しい畳ほど吸湿性が高く、新築なのに畳にカビが生えてしまうこともあります。
カビを水拭きしてしまうと、カビの菌が雑巾の水分と共に畳の奥に入っていってしまい、カビを除去するどころかカビの菌を広げてしまう可能性があります。
また、掃除機をかけると、カビ菌が飛び散ってしまうので、掃除機で吸うのは避けましょう。
水分を残さないという点でも、アルコールの高い揮発性という特徴が、畳のカビ掃除にピッタリです。
まず、カビに向かってアルコールを噴霧して10分くらい置きます。
その後さらにアルコールを噴霧し、市販のアルコールウェットティッシュなどで拭き取ります。
もし畳の目の奥にカビが残るようでしたら、使い古した歯ブラシ等で掻き出してはウェットティッシュで拭き、掻き出してはウェットティッシュで拭き。。。を繰り返します。
畳は湿気が大敵なので、掃除し終わった後は、扇風機やエアコンの除湿機能を使い、しっかり乾燥させましょう。
畳は漂白剤はもちろん使えませんが、重曹や酸素系漂白剤、お酢なども、畳自体を変色させる可能性があるデリケートな素材なので、アルコールでの掃除が一番ベストです。
②電化製品
基本的に電化製品は水拭き等に向いていません。
ただ、万が一電化製品にカビが生えてしまった場合は、ティッシュや綿棒などにアルコールを含ませて拭き取りましょう。
手垢が付きやすい電気スイッチなどもアルコールで拭くことが出来ます。
電化製品や電気スイッチも拭き掃除で使うことが出来ますが、絶対に直接アルコールをスプレーしないように注意しましょう。
③クローゼット、下駄箱などの木製品
カビを発見したら、アルコールを噴霧し、10分程置いて乾いた布などで拭き、カビが取れるまでスプレー、拭き取りを繰り返しましょう。
もちろん、中身は全て取り出してから行ってください。
カビは胞子を飛ばして繁殖しています。カビを見つけた時に、布などでいきなり拭き取ってしまうと、胞子を広げてしまいます。もちろん掃除機もダメですよ!!
④お風呂の天井
お風呂場は市販のカビ取り剤を使用できるのですが、天井だけはアルコールがオススメです。
なによりも天井に市販のカビ取り剤をシュッシュッとすると、必ず垂れてきて危険です。
天井にカビを見つけた場合は、アルコールを含ませたキッチンペーパーなどをフロアワイパーにセットし、拭き掃除しましょう。
普段からアルコールで天井や壁を拭くことで、カビをしっかり予防することが出来ます。
天井のカビを除去しないと、胞子が上から降ってきて、下を掃除しても意味がありません。
きっちり天井から掃除しましょう!
まとめ:アルコールは色んな用途で使えます
家にあるアルコールで、こんなにカビが取れるってご存知でしたか?
昨日の更新にも書きましたが、秋はカビの季節です。
梅雨はカビのイメージがありますが、どうしても秋はそのようなイメージが浸透していないので、掃除も手抜きになりがちです。
この時期にしっかりカビ対策をしておくことが大切です。
アイディールでは、頑固なカビ汚れもしっかりキレイに落とします!
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