畳にカビが発生!見つけた時の掃除方法と予防方法!~夏から初秋にかけてカビに注意する季節です!~
大阪・和歌山でハウスクリーニングや店舗、事務所(オフィス)のメンテナンス、新型コロナ対策で抗菌光触媒コーティング、リノベーション(リフォーム)まで提案し提供しているアイディールです!
8月に入り、暑さも本格的な毎日ですね!湿気も高く、本当に熱中症には気を付けてくださいね!
さて、本日は「畳に発生してしまったカビ」についてです。
湿度が高くなると、畳の上にふわふわとしたカビが生えていた!なんてことはありませんか?
これから9月頃まで、まだまだ湿度も気温も高い日が続きます。
カビが発生しやすい時期になりますので、意識して掃除等行いましょう!
畳はカビが生えやすい場所
カビは湿度も気温も高くなる、6月から9月頃によく発生します。この時期は自然とカビの発生条件に合った気温や湿度になるため、カビも発生しやすい状況になるのですが、最近の住宅は気密性が高く、比較的カビが発生しやすい環境になっています。
また、畳の表面(畳表)に使われている天然のイグサは、空気を吸い、放出する性質があります。
その際湿度も一緒に吸収するのですが、あまりにも湿度の高い状態が続くと、湿度が溜まりに溜まって、イグサにカビが生えてしまいます。
ちなみに、この湿度を吸収するという機能は、新鮮なイグサほど強く働くので、新しい畳にはカビが生えやすくなります。
新築でお家を建てたばかりなのにカビが生えた。。。というのはこのためです。
カビの種類としては、アオカビが大半ですが、それを放置すると赤カビや黒カビなど、多くのタイプのカビが繁殖することになります。
家の空気中には、小さな小さなカビの胞子がつねにウヨウヨ浮いています。
そのカビが畳に付着し、食べ物カスやフケ、ホコリなどを栄養とし、この暑い気温と湿度で繁殖するという流れです。
畳にカビが生えてしまったら
畳にカビが生えてしまったら、アルコールで掃除を行いましょう!
アルコールって意外とお掃除にも使えるんですよ~!
コロナウイルスの流行でご自宅にアルコールがある方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事でもアルコールのお掃除について詳しく更新していますので、是非ご覧ください。
用意するものは、
・消毒用アルコール(濃度70~80%のもの)
・スプレーボトル
・使い古した歯ブラシ等
・雑巾等
だけです。
アルコールはご存知の通り、揮発性が高いうえに除菌効果もあるので、畳をほとんど傷めません。
このような無水エタノールの場合は、精製水で薄めて70~80%の濃度にしておいてください。
表面のカビをサッと拭き取ったあと、カビにアルコールをスプレーします。
アルコールが乾いたら、畳の目に沿って歯ブラシ等で畳の目に入ったカビを掻き出します。
キレイに取れたら、もう一度アルコールスプレーをシュッシュッとして乾拭きしましょう。
念のため、扇風機やエアコンの除湿機能でしっかり畳を乾かしておきましょう。
アルコールなどで取れなかった、黒いポツポツとした黒カビを取るためには、重曹を使います。
ただし、重曹などのアルカリ性のものは、畳を黄色く変色させてしまいますので、長い時間置いたりはしないでください。
↑オキシクリーンは最近よくテレビ等で紹介されているので、みなさんも見かけたことがあるのではないでしょうか。
まず、重曹と酸素系漂白剤を1:1で混ぜ、少しずつ水を足してペースト状にします。
綿棒などで、黒カビにピンポイントでのせて、5分ほど放置します。この時、時間を置きすぎないでくださいね。
時間が経ったら、固く絞った雑巾でペーストを拭き取り、すぐに乾いた雑巾などで水分を拭き取ります。
しっかり水分を取らないと、またカビの発生する条件が整ってしまいますので注意してください。
カビが生えてしまった時に、絶対にしてはいけないこと!
・水拭き
・掃除機
・カビキラー
まず、水拭きをすると、畳の目の中に水分と一緒にカビが入り込んでしまいます。また、水分が残ってしまうことで、さらにカビを増やしてしまうので、悪循環に陥ります。
また、ふわふわしたカビなんかですと、つい掃除機で吸ってしまいたくなりますが、掃除機は吸うと共に、排気もしています。カビの胞子などが、部屋中に排気されますので、他の部屋にもカビの胞子が蔓延する原因になります。
カビと言えば、カビキラーが手っ取り早いですが、畳には禁物です。
キツイ洗剤なので、畳が漂白されてしまいますし、傷みの原因になります。
また、畳の目の奥に洗剤成分が残ってしまうと、肌を傷めたりする原因にもなり危険です。
畳のカビを防ぐためには
カビの発生する原因となる、湿度と栄養分を除去することで、カビを予防出来ます。
とにかく換気を行ったり、除湿機能を使用したりして、湿度を下げることを意識しましょう。
また、ものを置きっぱなしにすることをやめましょう。
布団などは特に注意です。
寝汗をかいた布団をそのまま放置してしまうと、その水分が畳にも浸透し、湿度があがります。
カーペット等も極力避け、どうしても必要な場合には、除湿シートなどを置いて湿度を下げましょう。
また、基本的なことですが、掃除機をこまめに使用しましょう。
ホコリや食べ物カスは、カビの栄養分になります。こまめに掃除をして、カビの栄養分を除去しておきましょう。
基本的な掃除などの予防に加え、このようなスプレーを使用するのもオススメです。
もちろん、アルコールでも除菌効果があるので、シュッシュッとしておくだけでも違います。
カビはそこら中に胞子を飛ばしています。
予防と掃除を繰り返して、カビを見ることなくこの暑い季節を乗り越えましょう!